世の中も極まってきていれば
ファッションも極まってきていたんですねぇ・・
東京・国立新美術館で開かれている
ファッションインジャパン1945~2020〜流行と社会
に行ってきました。
撮影OKだった2020年エリア
戦中の銘仙のおしゃれモンペから始まり、
年代別に
ファッションの流行と
世相を追っていく展覧会。
最初は
ほう〜っと
今見てもおしゃれに感じる
服や雑誌などを見て回っていましたが
2010年〜2020年あたりは
出尽くし感がありありと見えて・・
わたしはファッションにうとい人間だけど
それでも
万人にうけそうなものは
もう、ありとあらゆる
デザインが出尽くしてしまったのだなぁと
感じました。
それに
もうひとは
流行に乗らなくなってきたのですね。
撮影OKの2020年エリアには
そんな時代を象徴するような
ユニクロのコーナーや
京都の山村で
居相さんという方が
おひとりで
自然素材の生地で
一点一点作られている
「Iai」のコーナーがあったりだとかして
それぞれが
それぞれの
暮らしや生き方に合わせて
好きに服を着るようになったのだなと。
そして
服で
外に向けて
主張をする感覚が
個人差はあるにせよ
全体では希薄になってきたんだな〜っと。
もう、型にはまらなくてもいいし
もっと言っちゃうと
「型」がなくなるので
自分の色を持たないと
服に限らず
なにをするにも
わけがわからなくなってくるのかもしれません。
ヘンプか苧麻(ちょま)かわかりませぬが
藍で染めた麻がとてもきれいでした
服といえば・・
最近別のところで聞いた話ですが
ひざ下丈のスカートや
喪服とされた黒い服を世に出したのは
あのシャネルの「ココ・シャネル」だったのですね。
シャネルのテーマカラーの
黒・白・ベージュは
小さい頃に育った
修道院の孤児院での
シスターが着ていた色。
そして窓から見えた土の色。
華やかなイメージのシャネルの元は
質素なお針子修行としての暮らしの中にもあった
シャネルが女性の服に革命をもたらしたことも
当時の女性の意識が徐々に変わる
きっかけのひとつになったのかもしれないですね。
ココ・シャネルについてはいろんな話があるとはいえ、
ブランドの物語を聞くと
なにごとも
表面だけ見ているのはもったいないな〜と感じます。
国立新美術館近くにある
焼き菓子のウェストのカフェの
スフレがおいしかった!
小皿にあるクリームはチーズの香りがするのだけど
中のカスタードクリームとよく合うんです
汚れやにおい落としだけでなく
蚊やコバエなどなどの虫対策や家の空気の浄化にもぜひお役立てください
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