対馬から壱岐へ④辰の島と壱岐の神社

壱岐から船で行く

無人島の辰の島は

人の気よりも

圧倒的に自然のパワーが強いので

いるだけで

知らずにたまった垢やおりが

流れていくようなところです。

辰の島に近づくと、海の色が変わります

長年石けんを使い続けてくださる

北陸にお住まいのお方から
「壱岐に行くなら辰の島は行かれるといいですよ〜」と
強くおすすめいただいた島

通称「海の宮殿」

美しい砂浜
みなさん、この日はさっと回られて壱岐島に帰られてしまったけど
ゆっくり滞在すると
こんな貸切のようなときもあって

浄化が進む気がしてきます
もしや・・と
水着を着ていったら、水温が高かったので
泳いできてしまいました！

こちらは砂浜と反対の
対馬海流側

壱岐のグランドキャニオン！

この上まで登ることもできるのです

そのさきは韓国

古来、どれだけの人が
簡素な船で

この荒々しい海を渡ってきたのか。

この辰の島は

島民の方々も

口をそろえてすすめられる場所。

＊

壱岐といえば

神道発祥の地ともいわれる

月読神社

男嶽神社

社殿が新しいけれども

こんな鳥居がとってあるくらい古くからある神社

島の鬼門の位置に建っていて

島を一望することができる展望台もありますよ

ここは島に入る前から気になっていた

龍蛇神社

龍神崎という岬の突端にある神社

周辺の岩場が

龍のうろこみたいでしょ

とても気持ちのよいところでした！

裸足推奨

そして

このような古墳群の中で

百合畑古墳というところがあって

奥に進むにつれ

数千年前に戻ったかのような風景に。

ここ、生池と言って

カッパが人を引きずり込んだという伝説のある場所なのだけど

なんだか離れがたく気分がよい・・

ぬぬ、水神さまのまつり場、
水神社の境外末社。

水神社ってどこかな、
行ってみよう！

こわい伝説のあるところって

本当にそういうところの場合と

荒らされたくない理由があって
後付けで
近寄りがたい話をつけているところが
あると思うのだけど

こちらは後者な気がする。

ビンゴ！

鳥居の先は土俵なのか結界なのか、

すっと、入りにくい雰囲気。

「水神社」（みずじんじゃ）

鳥居の両脇にも、このようにしめ縄が張ってあります。

拝殿

一見、本殿まではいけないように見える作りだけど

よく見ると本殿まで行くことができます。

娘がこの本殿に来てから

「水のすごくいい匂いがする」

と言っていました。

観光地リストの中にはないような神社だけど

個人的には

とても落ち着くところで

由緒ある（いや、それ以前からの）

お祀りの場所のように感じて

忘れられない神社のひとつになりました。

そうそう

水神社にたどり着くまでに

少し迷って

山の中にしめ縄だけ張ってある丘があったのだけど

ここも水神社と関係がある

古い祭祀場のように見えました。

水神社の横からも通じているけど

わかりにくいので

このブログ読者さまで

行かれる方がいらしたら

お声かけください。

壱岐と対馬は

よくわからなくても
なんだか気になる方にとっては

この、言ってみれば

行くところまで来てしまったとでもいうような

いろんなシステムに行き詰まり感のある今、

す〜っと風を通してくれるような