野菜を育てて販売、配達するのは
とてつもなく労力のかかることだと
垣間見させてもらいました。
野菜は本来
各家庭で少しずつでも
作るものなのではないか
大量に、しかもていねいに作るのは
超人的な技なのではと
思えてくるほど。
もし、皆さまの中でも
おいしい野菜を定期的に届けてもらったりしてる方がいらしたら
本当にそれは奇跡のようなことで
感謝を伝え、ご縁を大切にされてくださいね。
いつも無農薬の野菜を届けてくださる
所沢市初の新規女性就農者、
あやさんのお手伝いに行かせてもらいました。
収穫されたニンニクの皮むきに。
泥がついたニンニクは
手をかけて
こんなにていねいにコンテナに並べられていくのですよ。
薄皮をそーっとむいて
根っこをていねいに落とします
切りすぎると傷みやすいし
根が残っているとそこから発根して
栄養が流れてしまう。
そして、ちょっと変形したものや
薄皮がはがれすぎたものは
ばらしていきます
ニンニクを育てるだけでも大変なのに
こんなことまでしてくれて
家まで届けれくれていたんです。
ここはあやさんが借りられている
畑の貸主さんの作業スペース
猫さんも来てくれて
のんびりした空気が流れます。
家庭菜園でしたら
できが今ひとつでも
変形していても
どうということはないでしょうけど
生業としている場合は
そんなわけにはいかず。
「うちは形はなんでもいいからね」と
常から伝えていて
そんな配達先が増えれば少しは助かるでしょうけど
それにしたって
ひとの食べるぶんまで
野菜を作るのは本当に手間がかかり
時間のかかることで。
どのくらい時間がかかるかっていうと
ここはあやさんのご自宅の畑なのだけど
自宅真ん前のいちご畑の
いちごを採る時間がないくらい!
熟しすぎてきていて
一帯に甘い匂いが広がっています。
毎年配達先の皆さんに
配ってくれていたけど
それも今年はむずかしい。
帰りに採らせていただきました。
ぎゅっと小粒で香り高い無農薬の貴重ないちごです。
まとめて採っておいてあげたかったけど
すぐに傷むので、それは無理なのだそう。
志がないと
とてもじゃないけどできない仕事ですよ。
「値上げしたほうがいいよ」と
一般にはあり得ないことを
お客さんがたから言われるあやさん。
買い手はおもに台所をとり仕切る
「生鮮品を買うプロ」なので
持ってきてくれる野菜の価値が
どれほどのものかはよく分かるものなのです。
常に配達の枠はいっぱいなのだけど
お引越しなどでいくつか空きができたら
少数を紹介で募集されています。
所沢にお住いの方で
ご興味がある方はお声かけ下さいね。
個人への配達以外は
所沢の名だたるいくつかの飲食店に納品されていて
現在、遠方の方に配送はされていないです。
友人に紹介してもらった10数年前は
がんばっているあやさんを応援するような気持ちで
お願いし始めたけど
ほどなく、なくてはならないひとに。
身近で新たに就農されている方がいらしたら
販路を探しておられるかもしれません
兼業でがんばられている方もいらっしゃいます
よかったら積極的に関わられてください〜
相互の支えにつながります!
オピスエールの500mlのスプレーボトルが新たに加わりました
ときどきインスタグラムに投稿しています
音声での発信も準備中です〜