やまとまほろば(2)



日本一長〜い名前の神社

「飛鳥川上坐宇須多岐比売命神社」の

ながーい石段を上がってお参りしようかどうかと

まよいながら車を降りたときに


川沿いに

「ていかかずら」という植物を見に来られていたお二人と

少しお話をさせてもらいました

光が入ってちょっと見にくいのだけど

上の方で白い花を咲かせて枝垂れているのが

「ていかかずら」


藤原定家にいわれがある植物なのだとか。

満開のときは、それはきれいなのだそうですよ



お二人とお話ししていたら満足してしまい
お参りはどうしようかなと思っていたところ


「こんな人気のないところにひとりで行くなんて・
動物もいるし、今はなにかと物騒だから」

と、お二人のうちのおひとりの方が

上の拝殿までご一緒して下さいました。


もうおひとりは杖をついておられたので

「下で待ってるよ」って。


偶然行き合った人のために時間を使えるなんて

これがほんとの「余裕」なんだろうなぁ


長く忘れそうになっていたものが、また立ち上がってきます。

参拝のきちんとしたお作法もうつくしいけれど


鳥居など、要所要所で頭を垂れ

拝殿に上がることなく

2拍手することもなく

拝殿からはなれた場所で

すーっと手を合わせられるお姿は、また美しく、



大昔の信仰のかたちを見ているような気になりました。




道々、いろんなことを教えてもらいましたよ!

・杉の木は放っておくと
 横から枝がピンピン出てきてしまう
 この画像のように、枝なくまっすぐ生えているということは

 だれかが定期的にその横枝を落としているというあかし。

 たしかに、手入れが行き届いていなさそうな山の中の杉は
 ピンピンと枝が出ている木が多いです


・ちょっとした山でも山に入るときは、
 途中で大きめの枝を拾って持っていくといい

 蛇などがいるかもしれないし
 杖代わりにもなる
 
 帰りには返してくればいい

・ドクダミが生えている家は、ドクダミのにおいで
 中に入ってくる虫が少なくなる

 昔はわざわざ植えていたこともある


お次は談山神社
今住んでいるところの隣町に
ここから勧請してきた小さなお宮があるのでなんとなく。



ここは13の塔で有名なのだけど


敷地のはじの方に古代から信仰の場になっていた場所がありました

山の上から降りてくる風が心地よく

このようなもともとからの信仰の場に

あとから神社を建てたりするのでしょうね。

翌朝は橿原神宮へ

初代天皇の神武天皇が即位したと言われているこの場所は


なんとなくなく明治天皇をお祀りしている

明治神宮に似ているなと感じました



間口が広そうなのだけど

いや〜・やはりしっかり「張って」いるなぁ


鳥の鳴き声がそれはすごいので
池のほうまで行ってみたところ


大きめの鳥の巣がいっぱい!


画像右上のほう、
鵜やサギなどの巣がいっぱいあるんです!

サギなんて幸運を呼ぶ鳥、縁起のいい鳥と言われているので
一羽見ただけでも「わーっ、サギだ」となるのに。

安心して巣を作ることができる場所なのでしょう。


そのあとは、昨年末にベトナムにご一緒したさおりちゃんと
ゆの里でのんびりしてきました

一緒に振り返りにお付き合いいただき、ありがとうございました!

ゆの里近くにある「神野々廃寺跡」
ゆの里が建っている一帯は、昔大きなお寺だったところ

当時から、お水が特殊すぎて揉めてしまったと聞いています

葉っぱが溜まっているのにとてもきれいな水
ここは深さ10〜20cmくらいなのに、なぜか絶対水がなくならないのです


今後の予定についてなど

・9月にほろ馬車亭さんで石けんクラスを開く予定です

キッチンボーケット石けん、残り少なくなりました

・春の石けんのお届けはすべて完了しました!

・6月上旬に石けんを少しオンラインショップに出品します

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