何もしないと減る時代

藤原直哉さんというアナリストの方が

こんなことを言われていたんです。

ちょっと前のデフレのときは
「なにもしない」ことが結果的によかった場合が多かったんです

会社経営でも、家計でも。
新たなことをしないでじっとしていたり
現金だけ持っていたり。

でも今はインフレになってしまっているので
なにもしないと「減る」んですよ

このようなことって

振り返ると「あのときはああいう時代だったのだなぁ」と

よくわかるけど

渦中では案外わからないもので。

どうやら2023年の今、そしてこれからしばらくは

「なにもしないと減る時代」

みたいです。

まぁ、平たく言えば

「現金（＝自分のエネルギー）をなにに振り向けるか」

だと思うのだけど

なにがベストかは

だれにもわからなくて

正解もない。

「なにもしない」とは、なにか？
「なにもしない」とは、かなり広範囲。

それこそ、こんなことは

あとからわかるのもの。

なので

個人的には

なにをするにも

軽やかに動きたいなと思っているところです。

「公（おおやけ）の意識」という言葉が
とても好きで

自分のすることは
どこかと、だれかと相互に影響し合っているから

そんな意識でなんでもしたいなーっと。

言葉の意味が合っているのかは分からないけど
そんなふうに解釈しているんです

仕事に直結してもしなくても
すぐ現象として現れなくても別にいい。

バタフライ効果ってありますよね
自分が動くことで何かが動く。

特別なことをしなくてもいいし、
そもそも「公の意識」なので
どこまでが自分の意識かよく分からなくないですかね。

だから、考えすぎずに軽やかに。