奈良県の明日香地方などが
2026年7月に新たに世界遺産に登録されました。
2023年ごろから通いつめた大好きな明日香。
あらためて「飛鳥・藤原の宮跡地」についてまとめますね。
奈良県の明日香村は
教科書にも載っている石舞台古墳で有名な地域ですが

実は
この石舞台古墳から
山に向かってさらに奥に入ると、えも言われぬ空気感の地域に入るのです。
車で桜井方面から石舞台古墳の角を曲がると
がらりと空気が変わります。
最初に通ったときは
なんともいえない癒しのような感覚をおぼえました。
それが「奥明日香」
上手く言えないけれど
「宇宙的」って言っていいくらいの空気感。

よくある里山の風景に見えるけど
立ってみると別世界ですよ

車で入るのは
栢森までにして
歩くのがおすすめ。

なぜなら
地域の方々が静かに暮らしておられるから。

この地域の沢の浄化力はかなりのものと思います

神社も人がいないことが多い
静かにお参り。
さて、石舞台方面にまた戻りましょうか。

古代信仰が息づくこの一帯は

女性器・男性器を形どった「女綱」「男綱」という縄を張り
地域全体に結界を張るご神事が残っています
画像は「女綱」

たまたま出会った地域の方が
「ここは人気(ひとけ)がないから」と
一緒に長い石段を登ってくれるありがたさ。
ここは日本一名前の長い神社の
飛鳥川上坐宇須多岐比売命神社(あすかかわかみにいますうすたきひめのみことじんじゃ)

参拝のきちんとしたお作法もうつくしいけれど
鳥居など、要所要所で頭を垂れ
拝殿に上がることなく
2拍手することもなく
拝殿からはなれた場所で
すーっと手を合わせられるお姿は、また美しく、
大昔の信仰のかたちを見ているような気になりました。

テイカカズラという藤原定家にちなんだ名前の花が
つないでくれたご縁
地域のお人も世界遺産なのです。
この、縄で結界が張ってある場所で出会ったお姉さまがたも
レンタカー屋さんのおじさんも同じことを言われていました
「みんな石舞台古墳どまりで、こんな奥まで来る物好きは少ないけど
ほんとは、明日香の奥の方がいいんだよね〜」って。
そうそう、レンタカー屋さんのおじさんの仮説によると
いわゆる「棚田」は
古墳を作るためのものではなかったのではないかと。
棚田のあたりに古墳を思わせる小山がよくあるのだとか。

明日香周辺には
発掘が追いついていない古墳のようなものが
まだまだたくさんあるそうです。
いるだけで古代に戻ったかのような気になる土地が明日香。

そうそう、いまはなーんにもないけれど
この宮殿跡地はいいところですよ
石舞台古墳とも遊歩道でつながっています。

「飛鳥稲淵宮殿跡」
大化の改新ののち
難波から戻った中大兄皇子が住んでいたのでは?と
言われる宮殿跡地。

土地にはエネルギーが残り続ける場合もあるのだと
体感できる場所
なにもないけれどとても気持ちのいい場所
風も少なく、宮殿跡の手前には飛鳥川という川も流れている
川がお濠のような、結界のような役割をしていて
川を越えると別世界。
からだを休めるところとしては
最適だったのでは。
「あらためて明日香について②」に続きます












ちなみに歴史や地域を表すときは「飛鳥」
現在の地名・村名を表すときは「明日香」を使います