たまーに
「物々交換っていいよね」
「お金がない世の中になればいい」
と聞くけれど
物々交換やお金がない世界の方が
はるかにハードルが高いので
今のまま移行することはむずかしいのではないでしょうか。
- ものの価値はその時々で変わる
- ここを軽くこなしてこそ
- 物々交換というよりは
ものの価値はその時々で変わる
たとえば
りんご3個とタオル１枚が
今は同じくらいの価値だったとしても
なんらかの形で食料が足りない状態だったら
タオルより
りんご3個の方に
価値を多く見いだすひとが多くなるでしょうし
ものの価値というものは
その人その人それぞれでも様々ですし
有形のものも
無形のものもある。
そして
「自分だけは得をしたい」と
いう人が多ければ成り立たない世界で
与えることに喜びと価値を見出さなければ
どう考えても先細り。
よかったら、ちょっと想像してみてください。
与えることに喜びを見いだす人同士でしたら
つれて、
ものの価値以上のゆたかさが世の中をめぐるけれども
もらうことに、
もっと言っちゃうと奪うことに
喜びを見いだす人同士でしたら
めぐるものがどんどん減っていって
挙げ句の果てには
奪い合いになるでしょう。
ものだけではなくて
あたたかな言葉かけなど
無形のものも含めて。
そう考えると
やっぱりお金って
とても便利な道具なのではないでしょうか。
ここを軽くこなしてこそ
ですので
まずは
便利な道具の
お金を軽々と
めぐらせ、
使えるようにならなければ
いつまでたってもお金は大きな存在であり続け、
（わたしも含めた）多くの人たちは
お金のあるなしに
多少なりとも
振り回されてしまうのだと思うのです。
物々交換というよりは
この世は
目に見えるものだけではなくて
目に見えないものでも成り立っていて
（たとえば、お母さんが子を思う気持ちは目に見えないです）
もっというと
目に見えるものは
目に見えない世界のものが
目に見えるようになっただけなので
物々交換とは
目に見えるものの交換だけではなくて
どんな動機で
なにをしているか
そして
ひと同士だけではなくて
あらゆる存在との
交流も含めて
もっともっと広い範囲での
エネルギー交換だと思うのです。
もちろん
お金もエネルギーで、
目に見えるだけに
わかりやすいですし、
大きなエネルギー交換の中の
道具の一つと考えれば
使い方も
変わるのではないかと。
たとえば
お金がめぐってご縁に変わることもあれば
ご縁がものや、別のご縁につながることも
お金につながることも
たくさんありますよね。
実は
お金をちゃんと使うのには
結構なパワーを使うのではないでしょうか。
みんなの暮らしや生き方に関わるこんなことを
どうして学校でおしえてくれないのでしょう。
探りさぐりですが
その先に
お金がもっともっと軽く便利な存在になる
物々交換に近い世界が
あるように思えてならないのです。
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