どちらがいいのか。
それは
わたしは、手を水か石けんで洗ってから
素手で混ぜています
- なぜどちらでもいいのか
- なぜ手袋の母と素手のわたしのぬか床は似ているのか
- 素手はきたないのか、傷があるときはどうするのか
なぜどちらでもいいのか
それは、数年前のこと。
実家の母が混ぜるぬか床と
わたしが混ぜるぬか床の風味が似ているのは
母もわたしも素手で混ぜていて
わたしは母の産道をとおるときに、乳酸菌を受けついでいるから
(自然分娩の時に母から子へ乳酸菌などがついてくると言われています)
似たような微生物がぬか床にいるからと思っていたら
母から
わたしは今は手袋をして漬けているよ
と、聞き
関係ないんだ!
素手から微生物が物質的に動いているのではないのだ。
と納得した経験から、いろいろ考えるようになって
大して変わらないのでは、と考えるようになったからです。
手袋をするか、しないか、ではなくて
だれが混ぜるかで、ぬか床に個性が出てきます。
なぜ手袋の母と素手のわたしのぬか床は似ているのか
手についている乳酸菌などの微生物は
たとえば
手のひらの種を
べつのひとの手のひらに渡すときのように
物質的に移動するばかりの存在ではなくて
あるていど、非物質的なところがあって
波動とでもいいますか、
手袋をしているとか、していないとか、
あまり関係のない世界も関われる存在なのではないのかなと思うのですよ。
なので、手袋をしている、していないに関わらず
同じような乳酸菌を持つ母娘で、ぬか床の味が似るのはあってもおかしくない。
よく、手の常在菌を生かして素手で混ぜましょう!とあって
わたしも以前は
断然! 素手で混ぜたほうがおいしくなると考えていたけど
あまり関係ないのでは、と思うようになりました。
ちなみに、今のぬか床は
母から分けてもらったものではなく
一から仕込んだぬか床です
数年前に、だめにしたことがあったので。
素手はきたないのか、傷があるときはどうするのか
「素手は衛生面でよくないのではないか」との声も
あるようですけどね、
衛生面でよくない、
きたないと思えばきたないのではないかと思います
普段吸わせてもらっている空気にも
相当いろんなものが浮いていそうですし
今のわたしたちは、さまざまなものにさらされていそうです。
手だけがことさらに、よくないものを媒介するっていうのも
よくわかりませんし、
もしかしてもしかしたら
素手は衛生的に・・?
洗ってもどうなのよ・・?
という考えは
自分自身をそのように見ている可能性もあるのではないかと思うのです。
(手袋をして混ぜることを否定しているのではないです
においが気になるとか、感触が・・とか人それぞれ
感覚で気になるポイントは違うでしょうから)
そして、
自分がおいしいと感じる、よい状態のぬか床の中では
いわゆる「バイキン」は、そうそう繁殖できないはず。
たまごのからを入れると溶けるくらい、酸性寄りです
傷があるときも同様で
気になったり、心配なようでしたら
手袋をすればよさそうです
なによりぬか床は塩分が多いので、傷口にはしみますしね!
ぬか漬け、ちょっと興味あるわぁという方へ
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お席は満席になりましたが
会が終わりましたら
仕込み方や、気をつけることなどを
ブログにも載せますので
よかったら参考になさってくださいね。
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前回のカレンデュラ石けん販売の記事
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どちらでもいい。