なにで洗濯するか迷われている方へ


日々のお掃除は

「小さなお祓い」と考えているのですが


この頃は、お洗濯も同じように

小さなお祓いなのだなぁと感じるようになりました。


砂ぼこりや花粉や黄砂など、

からだから出る皮脂汚れのほかにも
昔よりも、いろんなものが衣類につきますしね

100%でないにしても
あまりにも落ちきっていない衣類を身にまとうのはかなりしんどいのでは
重い、重すぎます

洗い上がりが気分にもかなり大きく影響するのは、やはり理由があるんです




今使っている洗剤に満足はしていないけど

何を使っていいかよくわからない方・迷われている方は

よかったらご覧ください。


  • 石けん洗濯がよく落ちて生地が傷みにくい
  • 重曹・セスキ・炭酸ナトリウム・過炭酸ナトリウム
  • シルクやウールを分けて洗いたいときは

石けん洗濯がよく落ちて生地が傷みにくい


洗濯ものが生乾きで、気になるほどにおってくるのは

汚れがあまりにも落ちていないから。


香りを足しても逆効果。

そもそも「洗う」ということは足すのではなく「落とす・清める」ことだから

最近は「シャボン玉スノール」という
石けんを使って洗っています


純石けん分99%の洗濯石けんはけっこうめずらしい

大体の洗濯石けんには全体の30〜40%くらい、
炭酸塩(炭酸ナトリウム)などのアルカリ剤が入っているから。
あとの60〜70%が純石けんのものが多いんです

この99%のシャボン玉石けんのいいところは
・シルクやウールも手洗いできる
・ぬるま湯でプリン状にすれば食器でもお風呂でも洗える
・汚れの量や質でアルカリ剤(炭酸ナトリウム)の微調整が自分でできる

逆に
・これだけで洗濯機で洗うとミルクのようなにおいが残りやすい
・あっという間に泡が消えてしまい石けんの量を多くしないといけない、
 そして多くしすぎて石けんが残りやすい

それでも、これがいいと思うのは

汚れに応じて微調整がきくから。


左が炭酸ナトリウム、右がクエン酸

汗をよくかく季節には炭酸塩(=炭酸ナトリウム)を多めに入れて
汗が少ない季節は少なめに

炭酸ナトリウムを使って石けん洗濯液がなるべくアルカリを保てるようにするんです

4月の今は
大体ですが30Lにシャボン玉スノール(粉)35g
炭酸ナトリウム小さじ1強くらいを

実際洗うよりも低水位の水で10分くらいまわしてから
(たて型洗濯機の場合・ドラム式は使ったことがないので調べてみてください)
洗濯ものを入れ、適正な水位で洗っています

(わたしはここにオピスエールもスプレーで3〜5プッシュくらい入れています
より、ふんわりとして洗い上がりが気持ちがいいので)


わたしの衣類は
シルクやウールのものも多いのですが
普段使いの衣類は
タオルや綿のシャツと同じように洗濯機で洗っています

ネットには入れますが、とくに分けて洗ってはいません

そうそう、クエン酸は
小さじ2分の1から1くらいを適当量の水に溶かして
洗濯機の柔軟剤入れに入れておき
最後のすすぎに使うようにしています

黒い衣類に白い石けんカスがつきにくくなるから


重曹・セスキ・炭酸ナトリウム・過炭酸ナトリウム


わかりにくいのがこれ、

いずれもアルカリだけど


重曹<セスキ<炭酸ナトリウムの順に
アルカリが強くなります


そしてまぎらわしいのが

「炭酸ナトリウム」と「過炭酸ナトリウム」

かんたんに言いますと

炭酸ナトリウムはアルカリ剤

過炭酸ナトリウムはアルカリ系の漂白剤


過炭酸ナトリウムだけ「漂白剤」として分けて考えるといいかも。

洗濯槽のおそうじや風呂ふたのつけおき洗い、
そして、ごくたまにですが
夫がたまーに使うYシャツの漂白に使っています

この過炭酸ナトリウム、キッチンでも使えるようですが
わたしはオピスエールと石けんで十分なので使ったことはないです


あと、過炭酸ナトリウムや炭酸ナトリウムを混ぜた
石けんがほとんど入っていないものが
「ナチュラルな」洗剤としていくつかあって、

「よく落ちる」とかなり洗濯にも使われているようですが
生地は傷みやすくなるかもしれません

雰囲気など、うたい文句で
高価なものも案外あるのが「ナチュラルな」洗剤の世界、
原材料はよく見ましょう。

もちろん、シルクやウール洗いはご法度です

シルクやウールを分けて洗いたいときは


シルクやウールのものを分けて洗いたいときは

シャボン玉スノールの粉石けんを溶かして洗うこともできますが


シャボン玉石けんやミヨシの石けんの液体

洗うことができます


さっきも言ったけど

わたしは普段使いのシルク・ウールの肌着などはネットに入れて
タオルなどと一緒に洗っていますが
(余談ですがシルクやウールは水分やにおいを放出する性質もあるので
わたしは何日か続けて着ています・あまり汚れないんです)

粉石けんは慣れていないと微調整がわかりにくいので

石けんの液体もおいておくと

ちょっと手洗いしたい時や


自分が旅行などでいない時も家族が使いやすいので便利です。


シルクの着物をリメイクした服や

ちょっと高価だったシルクやウールの外出着用には

最近こちらを試しています

ドイツの洗剤
「ソネットセンシティブ」で検索かけると出てきます


「合成洗剤」とありますが
生分解性の極端に低いものは入っていないですし
妙な香りもしないです

あまり使わないのでかなり持ちそう

いろいろ話してしまったけど
もし参考になるところがありましたらうれしいです

一見、面倒そうに見えるかもしれないけれど
この石けんなどの調合、けっこう楽しいものです

各家庭で
汚れの質も付き方も量もちがいますので

それぞれに合った、お洗濯の方法が見つかるといいですね!

前回載せたように

オピスエールをちょっと入れるだけでも
変わりますし

ほかの方法でも、
石けん洗濯でなくても

少し変えてみる、一部変えてみる
洗濯ものによって変えてみるのもいいと思います。

画像はパクチーのお花です


今後の予定についてなど

・欠品していたキッチンボーケット石けんのご用意ができました

・春の石けん受注販売のご案内を4/2にお送りしました
 ご注文は4/10で締め切らせていただきました
 お届けは5月下旬〜6月上旬を予定しています

オピスエール〜妖精の翼

お客さまの声に皆さまのさまざまなご活用法を載せてあります

「なんとなく気持ちがいい」とのお声が一番多く

汚れやにおい落としだけでなく
家の浄化にも役立つ、森の微生物が入った液体です

お掃除が苦手な方もぜひお手にとられてみてください
「お掃除が楽しくなった」とのお声も多くいただきます

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