「マズローの欲求」の頂点の先は

「マズローの欲求」は

人間の欲求を５段階にあらわしたものなのだけど

下から

1 呼吸や食欲などの「生理的欲求」

2 心身ともに安全である「安全欲求」

3 他者との関わりで満たす「社会的欲求」

4 他者・そして自分からの「承認欲求」

5 何かを成しとげたいとする「自己実現欲求」

で

下の1から欲求の度合いが上がっていって

なにかを成しとげたところでゴールのようになっているけれど

実はマズローさんは

このあと、後年に

もう一つ設定されたんです

それは「自己超越欲求」

この自己超越欲求は

他者への貢献、

たとえば、だれかを助けるなど

自分以外のひとがよくなることを願うという解釈もあるけれど

もしかしたら

そもそも、なのだけど

その、自己・他者の区別がない世界への欲求なのかもしれません

自己を「超越」しちゃっているのだから。

藤井風さんなんかは

おそらくその領域に入っているので

望むものがひと昔前のアーティストとは全然ちがうのではないかなぁと
想像します

そして

藤井風さんが特別なのではなくて

これからは、多くの人がこの「自己超越欲求」を持っている、

持つことになるのではないかなと考えているんです

自己超越・どんな世界なんでしょう

たまに外のローズマリーを見て

「出所は一緒、ローズマリーとしてあらわれ、ひろみとしてあらわれているだけ」

などとぼんやり浮かんでくることがあるけれど

いやだと思うことがあれば

それはわたしそのものだと頭で考えても、複雑な気持ちになる

まぁ、そんなことも受け入れることからかなと。