「衣・食・住」で
「衣」が一番はじめに来るのは
それだけ
身にまとうものが大切に考えられていたからかもしれません。
伊那市高遠山室の
バニアン工房さんで
藍染をさせていただきました!
昨年染めた服の色と
暑い日でも心地よくあたたかな着心地に
魅せられてしまったんです。
「藍の服を着るということは
酵母を着ているのと一緒」なのですって。
バニアン工房さんでは
お酒などの自然の助剤も一切入れずに
藍の微生物に動いてもらい
毎年一から藍をたてられるんです
一番最初の樽を仕込むときは
たしか「地獄」なんとかと言って
とてもむずかしく、緊張するものなのだとか。
それがうまくいけば
次の樽はうまくいったものを
少し足せばうまくいきやすいのだそう。
泳がせるように染め染め
引き上げた直後
みるみる色が変わってきます
藍の微生物は
なんと
酸化と還元の両方をになうのです。
同じ微生物がですよ
びっくりです。
タデアイの畑
乾燥させるとこんな色に。
バニアン工房の多田羅さん曰く
「藍は色を持っていない」
なぜかをお聞きしたのですが、まだ理解しきっていないので
また今度お聞きしてきます。
ぬり薬などのことを
「外服薬」というように
「服薬」というのは
もともとは
薬草などを服でからだにまとって
病気のもとになりがちな
邪気を防ぐことからきていて
このように手が真っ青になっても
2日もすれば
まるでネイルをしたかのようになり
1週間もすれば
すっかり落ちてしまいます。
手袋をつけても染めさせていただけますよ。
実際に染められる期間は
6月〜9月くらいまでで
色はどんどん薄く、終わりの方は水色になります。
ヘタれにくいTシャツを
染め上げたものも販売されていますし
お問い合わせ後に
染めたいものを送れば
染めて送り返してくれることも
してくださると思います。
足を運びにくい方も
ぜひこのほんものの藍のあたたかさを
感じられてみてください。
バニアン工房
そうそう、もし足をお運びになられることを
いとわない場合は
パワースポットで有名な分杭峠と
同じ断層が谷に沿って通っている
いるだけで元気になって
蛇口から出る水が仰天するほどおいしい
小さな一棟貸しを知っていますので
興味のある方はおしらせくださいね。
もともとは着るものというのは
体の調子をよくする意味でも
とても大切なものとされていたのでしょうね
咳をおさめるための腕に貼るシールのお薬が
驚くほど効くことからも
皮膚から入れるものは
口からのように、いやそれ以上に
からだに影響を与えやすいのです