(塩)みりんの仕込みレシピ




手作りのみりんは

半年でいただくことができるのだけど


1〜2年おいておくと

甘味に深みが出てきて



いろんなお料理の隠し味としても

重宝します。



煮物はもちろん

おつゆ類・茶碗蒸し・卵焼き・タレ類などなど・・



甘くはしたくないけれど

深みがほしい時・お料理をまとめ上げたい時に

ぴったりの調味料ですよ!





材料は3つ(+1)だけ

米麹 280g

もち米 2合(炊くか蒸す)

35度の焼酎 600cc(小正醸造の玄米焼酎を使っています)

(酒税法の関係から 仕込み後に塩を10g)



手間は変わらないので

多く仕込みたい方は

上記の倍数で仕込まれても。

では、作り方です


1 もち米の粗熱がとれたら保存びんの中に入れて焼酎を注ぐ
(もち米が熱すぎると麹菌が弱ります)

2 米麹を1に混ぜ合わせます

3 半年以上熟成させます

4 熟成後はさらしでこしたり
お米ごとすりつぶしたりして
使い勝手のいいようにお使いください



仕込むもなにも・・というくらい簡単です。


材料をそろえる気があるかどうかにかかっているだけと

言ってもいいくらい。






これで半年〜1年熟成くらいかな

おくほどに

飴色が濃くなってきます。



こして使うと

お米(みりん粕)が


大量に出てしまうので



わたしは、ここのところ

こさずに、


300mlくらいずつくらいを

小ビンに取り分けてから


ハンドブレンダーで全部混ぜてから使っています。





すりつぶすと、このようにとろっと!



(したことはないけれど)

これをなめてアテにすると


日本酒や焼酎がすすみそうです。



塩辛を作るときも

このみりんをほんのちょっと入れたら



塩かどがすぐにとれて

まろやかになりました。



お気が向かれたら

ぜひどうぞ。





材料や光熱費がかなり上がっているので
これからは、いやすでに
大きな外食産業ほど
価格をギリギリまで上げながらも質を落とすのでは。

どこかがかぶることではないので
やむを得ないことだけど

今までいただいていたものの
味が微妙に変わってくるのを
受け入れてばかりもやるせない。

せめて家で作るご飯は
工夫しながら
自由度を高くしておきたいな〜と思うのです。