藤井風さんの
ひとりライブ（名付けて自宅ツアー）
に行ってきました。
もしかすると
もう、「高揚感」のようなものを
ひとは求めなくなっていくのかも、
いや、いるのかもしれません。
ピアノが真ん中にある
自宅セットで
風さんが
（基本的に）おひとりで
進められるコンサート。
着替えすらもその場でしてしまいます。
詳しくは言いませぬが
コンサート中に（主役が）スマホで検索。
セットや、多分構成も緻密に設定されているものの
うまく言えないのだけど
全体的にゆるーく
最初から最後まで
演出たっぷり、
立ちっぱなし、
手拍子しっぱなし・・などの
バブル期前後の
コンサート経験しかなかった身としては
あまりのちがいにおどろくとともに
もう、ひとは
もちろんすべての人ではないけれど
少なくとも、ある一定数は
見せかけの華やかさは
求めなくなって
妙な高揚感も
求めなくなって
おべんちゃらも
へりくだりもいらない
まちがえてもOK
いや、OKどころか気にもとめないような場に
心地よさや
なんというか価値のようなもの・・をみて
そんなところに身をおきたいと
感じるようになるのかなと思いました。
高揚感があるということは
真ん中を通りこして
その真反対にも行きがちだということでもあるから。
コンサートで
それを体現する風さんはすごいと思うけど
曰く、
「もともとはみんな一つなので
僕らは大したちがいはないと思ってる」
ので、そうだとしたらみんな「すごい」のだ。
あと、自分も含めて
30年前に比べて、きっと人の体力が落ちている
それは憂うことではなくて
テクノロジーの進みとともに
なるべくしてなっているのかも
なので筋肉があることや
体力がそこそこあることはとても大切だけど
今までと同じようにきたえようと思わなくても
いいのかもしれないな
今後の予定についてなど
コンサートなんて30年以上ぶりだったので
世の中って本当に変わったんだなぁと。
今までの考えを中途半端に引きずっていてはもういかんなぁと
しみじみ感じました
アーティストによって差はあるでしょうけど。
ぁ、コンサートじゃないけど数年前に娘に乞われて
ジャニーズの公開録画には行きました
その時とも根本的にちがっていたな〜