人生の最後というのは
家族など、まわりに、
そしておそらく
本人の魂にも強く残りやすいものではないでしょうか。
10何年も前の
年の瀬に亡くなった父は
膵臓がんだとわかってから
ほどなくして
大好きだった家を離れて
ホスピスに行くことを望みました。
痛いと言うことはあったけれども
家族や看護師さん方にあたるようなことは一切無く、
亡くなったその日も
あまりにいつもと変わらなかったので
みんなでホスピスに泊まっていたにも関わらず
食堂に行ったり、ホスピス内のチャペルに行ったり・・
もっと父のそばにいればよかった。
父は
痛みをモルヒネで和らげながら
もうろうとしながらも
穏やかで毅然とした死に際、死に様を
母と娘と息子と孫に見せてくれたのだと思います。
67歳で逝ってしまったけれども
わたしにはとても潔く映りました。
そして
父のようにはできてもできなくても
どんな死に際かわからないけど
願わくば
そのとき、いてくれるかもしれないだれかに
何かを伝えながら逝きたいと
あらためて思うのでした。
たとえ反面教師であったとしても。
以前、潜在意識につながる
ヒプノセラピーを受けた時も
その時見えた前世の自分(と思われる存在)が
どのような気持ちで死に際を迎えたのかを
セラピストの方に
とても掘り下げてもらったことを覚えています
「もっとできることはあったのではないか」
と思っていたようなので
「いやいや、できるだけのことをされていたのではないですか」
と、当時のわたしは伝えました
そしてその存在は
その時のわたしにも語りかけてきました
軽い感じで
「好きなようにやってちょーだい」と。
このことは事実か妄想か証明するものはないものの
「好きなようにやってちょーだい」は、
わたしの中に今でも強く残っています
そして、そのとき見た「BC623」という英数字と
そのとき見た状況は
後日調べてみたら
古代アッシリア帝国の衰退期そのものでぴったり合っていたのでした。
死に際はその人生の集大成で
場合によってはその後の人生にまで及ぼすこともあるのかなと。
とりとめなくお話しさせてもらいました
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