自主制作から始まった映画作品が
多くの映画館で大ヒットしていて
テレビなどでも話題になっているようなので
ご存知の方も多いかもしれません
映画「侍タイムスリッパー」を観てきました
まず、とてもおもしろかったです!
主役の山口馬木也さんも素晴らしく、ほんとうのお侍さんみたい
ストーリーを楽しみながらも
思うところが、大きく2つありました
あくまで個人的に響いたことだけど
この映画、はからずも
なんだか壮大な「お弔い」映画でもあるのではないかと感じたのです
- 武士への思いが変わった
- 明治からの体制が大きく変わる時だからこその
武士への思いが変わった
今と同じように
武士にもいろんな方がいらしたでしょうけど
総じて、
礼儀正しく・所作も美しく・いさぎよく
そして感情をやたらと表に出さない
刀をたずさえた「武士」という存在は
あまりにもかけ離れた存在で
現代の空気には、もちろん合わないことも多いけれど
いま一度、現代風にアレンジして
素敵だなと思うところは生かしていきたいなと感じました
明治からの体制が大きく変わる時だからこその
今は
明治新政府に変わってからの(世界も含めた)体制のようなものの
大きな精算・リセットのときを迎えているのだけど
その、明治になる前
江戸幕府から切り替わるときも
戊辰戦争のような大きな痛みがあったわけで。
多くの血が流れて
無念さを持って生き続けたり
亡くなられた方がどれだけいたことか。
この映画はコメディ的な要素もありながら
その明治に切り替わる際の
幕府側の無念さの描写にも心打たれるものがあります
わたしのように
あまり武士のことを知らなかったひとでも
なにかしら当時のことに思いをはせる人も
観に行った人の中には多くいらっしゃるでしょう。
そのごく自然にわいてくる多くの人の思いが
その過去の「無念さ」を昇華するのではないかと感じました
先に書いた「お弔い」そして鎮魂。
自主制作映画で経費のかかる「時代劇」
監督が諦めかけたこときに
「脚本がおもしろいから」と東映の助けが入って
このように全国で上映されるようになったそう。
もう一回、11月に来る母と行こうと思うくらい
見ごたえがありました
立ち回りも見事でうつくしいですよ
これから行かれる方は、最後の30分の展開をお楽しみに。
画像のお山は函館山
函館は戊辰戦争の最終地で
ここで幕府側が負けて、明治政府に移行していきました
函館山のふもとには
幕府側・新政府側をそれぞれお祀りしているところがあるようです
双方、それぞれに正義があってしたことでしょうから
この映画を見てから
どっちがどうだとは思わないようになりました。
最近、所沢に大きな映画館ができたので
とても気軽に見に行けるようになったんです
Tジョイエミテラス所沢、座席間隔も広くて音もよくていいですよ!
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・次回の「お松フェス」は12月1日になります
・次回のキッチンボーケット石けんは10月下旬ごろにご用意いたします