ひとは何を買っているのか〜ものは「物語」

ひとは、気に入ったものを購入するとき

ものを買っているつもりでも

実は、そのものにまつわる物語も

一緒に手に入れていることもあるのです。

ずっと前にボーケットジャパンのみゆきさんが

「ものってほんと物語だと思うわー」と

言われていて

ふーん、まぁそう言われればそうかなぁ

ぐらいにしか思わなかったけど

いやー、その通り！

そうはいっても、スーパーで

いちいち物語を確認したりはしないけど

たとえば！

道の駅に説明なしでポンとおいてある商品と

どのような材料で

どんな人が作っていて

どのような経過でここで販売されているのか

説明されている商品とでは

どちらが心が動くでしょうか。

ひとは頭だけではなくて

感情というのか、心というのか

そういったものも使って

ものを買っていたりもするんです。

そして

その「もの」を手にしたときは

ものにまつわる物語も共有して

それを自分の一部にしながら

自己を作り上げる要素のひとつにしていると

言えるのかもしれません。

大量生産・大量販売の時代は

終わったとは言わないけど、ピークは過ぎました。

これからは

物語と一緒にものを手にすることが

今までよりも増えていくでしょう。

香り米というお米をいただきました

画像のようなお米の状態でも
甘酒のような香りのするお米です

いつものお米にちょっと足すと
炊飯中はとうもろこしのような甘い香りが漂い
とても香りのよいご飯に炊き上がり
ご飯が進んでしまいます・・

このお米、偶然、ある農家さんで発見されたのだとか。

これも物語。

今後の予定についてなど