梅を漬けて
赤紫蘇を加えるころに
記事にしますねと言っていたのに
すっかり忘れていました!ので
以前の画像とあわせてお話しします
このようにかなりの水(白梅酢)
が上がってきたら
赤紫蘇の葉を茎からはずして
よく洗い、よく乾かします。
赤紫蘇の量は
つけた梅の重さの半分の重さと聞いているけど
最近は茎が短い状態で売られているものも多いので
つけた梅の3分の1〜4分の1くらいもあればいいと思います。
茎ばっかりのものもあれば
葉がたっぷりついているものもあるので
重さだけでははかりにくいのです。
それを少しずつボウルの中で
塩をふってもんでいきます
塩は適当で
このようにしっかりアクが出てくる程度に!
しっかりしぼって
このアクは捨てます。
かなりあった紫蘇が小さくなったら
そこへ今度は白梅酢を入れて
またよーっくもみます。
それをしっかりしぼったら
「もみしそ」のできあがり。
これをつけた梅にのせて
(白梅酢はありすぎると赤みが薄くなるので
梅がひたひたになるくらいまで別容器に移しておきましょう)
夏の土用の頃(ウナギで世が盛り上がる頃)に
お日さまに干せば
しそ漬けの梅干のできあがりです。
すぐにでもいただけるけど
半年、一年、それ以上おいたものは
まろやかで食べやすくなりますよ。
梅の季節はスーパーなどで「もみしそ」としてあるけれど
自分で手をかけたほうが断然おいしいです
この紫蘇もみもみの作業がおっくうな方は
紫蘇は入れずに「白梅干し」にするのが
個人的にはおすすめです
そうそう、もみしそを「のせて」としたけど
梅と段々にしたほうが、よりつかりやすいです
今日のしそ漬け梅の状態。
このくらいの濃さまで赤くするのが好み。
この「赤梅酢」と
しそはいろいろに活用できますよ。
ご飯に混ぜてしそご飯にすれば
もちもちでさっぱりして食が進みます。
赤梅酢は生姜や大根やキュウリなども漬けられるし
うずら卵を茹でたものを漬けても。
おいしい油と合わせてお醤油をたらせば
色もきれいな和風ドレッシングに。
そして白梅酢は
煮魚に入れてさっぱりさせたり
米粉と合わせて唐揚げにも!
(よかったら白梅酢・唐揚げで検索してみてください)
梅仕事は広がりがあって楽しいです。
赤紫蘇によってかなり香りがちがうのですけどね
思いもよらないときにいい紫蘇に出会って
うれしさのあまり、夜中に作業してしまいました