以前に載せたこちらの記事の続編です
なぜ、(廃油ではない)サラダ油で手作り石けんを作るのはむずかしいのか?
実は、菜種や大豆などを
サラダ油の状態にするまでには
何工程もあって
菜種や大豆などから
いろんな成分を
ひとつひとつ、ちがう方法で抜いているのです。
菜種や大豆を搾って、はい・出来上がり!ではないということ。
それはそれで
別の商品やその一部になったりして
無駄なく使われるわけですが
そのひと工程で
その材料の中から
とある脂肪酸を石けんにして
サラダ油になるものから取りのぞく工程があるんです。
おそらく、それが
市販の石けんの「原材料」として
よく表示されている「石けん素地」や、などになるのでしょう。
実は、かなりの高級な石けんも
この「石けん素地」に美容成分などを追加していることが
少なくありません。

この石けん素地で作られる石けんの利点は
なんといっても「入っているものがわかりやすい」こと。

そしてオイルそのもので作る石けんの利点は
「いろんな成分の恩恵を受けられる」こと。
それぞれ、一長一短です
そして好み。
もちろん個人的には
つるん!とした使い心地の手作りの石けんがやはり好きです。
廃油ではない、サラダ油やキャノーラ油で石けんを作るのは
石けんとなる脂肪酸がほとんど入っていないことになるので
むずかしいけれど
太白ごま油などでは作ることができますよ。
米油でもできるのですが
あまりおすすめしません。
長くなるので続きは次の記事で。
今後の予定についてなど
11/1のみんなで石けんクラスは満席になりました
11/9に鵠沼での「お松フェス」に出店します
(11/2ではなく9日でした!)